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Special:第一章 銀河帝国篇 メッセージ

銀河英雄伝説ファンインタビュー
各方面で活躍する著名人による「銀河英雄伝説」ファンとして、それぞれの思いを語ってもらいました。
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■作家 梶尾真治/かじおしんじ(著作:クロノス・ジョウンターの伝説 ∞インフィニティ)
1947年12月24日生まれ。山羊座のA型。 熊本県出身。1971年 『美亜へ贈る真珠』で作家デビュー。1979年 『地球はプレイン・ヨーグルト』で第10回星雲賞、1991年 『サラマンダー殲滅』で第12回日本SF大賞、1992年 『恐竜ラウレンティスの幻視』で2度目の星雲賞(第23回)、2001年 『あしびきデイドリーム』で3度目の星雲賞(第32回)、2004年 「黄泉びと知らず」で4度目の星雲賞(第35回)、それぞれ受賞。リリカルなものからドタバタまで、幅広いジャンルのSF作品を生み続けている。とりわけ時間とおもいでをテーマにした短編SF群は、読者に何とも言えないビタースィートなテイストを与えてくれる。代表作は「おもいでエマノン」「時尼に関する覚え書」「OKAGE」「黄泉がえり」など。
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ー銀河英雄伝説が舞台化されると聞いてどう思いますか?
驚きを隠しきれません。映像ではなく舞台化、という点です。全十巻を数時間で演じるのか? 宇宙空間の戦闘をどう表現するのだろう?役者の方が、頭に戦艦をかぶって登場するのか?(笑)。いや、舞台化の話そのものが鳥肌ものです。
ー銀河英雄伝説の思い出はありますか?
かつて、田中芳樹さんが「星を砕くもの、というスペースオペラを書いているんですよ」と私に告げ、タイトルを「銀河英雄伝説」として手にしたときのことを今でも記憶しています。SFで国家論を語るという驚き、そしてありとあらゆる人物造型のバリエーション、仮想歴史の創造と、それまでのSFでは味わえなかった楽しさを提示してくれたのですから。次の巻がいつ出版されるのかと、首を長くして待ったものです。
ー舞台・銀河英雄伝説に望むことは?
私自身、それほどの思いがあるだけに、読者の皆さん一人ひとりもそれぞれが物語に対して確固としたイメージを持たれていることでしょう。舞台で果たして「銀英伝」の魅力が表現できるのか? ファンの揺るぎないイメージを壊さずに表現できるのか?この無謀とも思える挑戦が、大成功に終ることを祈ります。怖い!でもホント楽しみです。
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舞台「銀河英雄伝説」シリーズ

第一章 銀河帝国篇外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール篇外伝 オーベルシュタイン篇第二章 自由惑星同盟篇
撃墜王輝く星 闇を裂いて第三章 内乱初陣 もうひとつの敵第四章 前篇 激突前夜第四章 後篇 激突星々の軌跡

原作:田中芳樹「銀河英雄伝説」シリーズ(創元SF文庫刊)