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Special:第一章 銀河帝国篇 メッセージ

銀河英雄伝説スタッフコメント
舞台「銀河英雄伝説」を創造するクリエイターにその思いを語ってもらいました。
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■舞踊監督:森田守恒
舞踊監督として舞台を創るのはこれまで数多くの舞台で振付を手掛けてきた森田守恒。銀河英雄伝説の世界観をいかに舞台、そして振付やダンスで表現してしまうのか。舞踊監督として辣腕を揮う森田氏が、この特別な舞台にかける想いを語った。(聞き手/平澤慎也)
横線
ーでは、まず銀河英雄伝説の原作についてのどのような印象を持っておられますか。
【森田氏】昔から短編よりも長編が好きで、大人数が登場する話は好んで読んでたんですよ。なので銀英伝も多くの登場人物がそれぞれのドラマを持って繰り広げられるということですごく馴染み易くて。読み易かったですね。ちなみに個人的にはやっぱりヤン・ウェンリーが好きですね。キャラクターにまつわる成長エピソードを追える魅力ですよね。今回で言うとラインハルトとキルヒアイスも舞台が始まって終わるまでに様々な変化を見せるでしょうしね。また、数字の持つインパクトがすごいです。一度の戦闘の間に何千人もの死者が出たりね。ファンの方で数に注目して色々カウントしてる人もいるんじゃないかな。(笑)
ー(笑)。今、森田さんからもファンの方のお話が出ましたが、とにかく熱心な原作ファンが多い作品だと思います。
私の周りにもたくさんいますよ。別の舞台の現場でも、「今度銀英伝をやる」ということを伝えるとね、あれファンだったんだよ。という声は本当に多い。その反面、「どうやって舞台化するの?」という意見もね。
ーなるほど。たしかに舞台化にあたり、あの戦闘シーンがどうなるのかというのは興味が尽きません。
私の場合は舞踊監督ということもあって、作品のもつ魅力をいかにして舞台ならではの動きで形にするかということでね。映画でCGの技術が向上する中で、ましてや3Dも登場している中でね、舞台ならではの作品へのアプローチをすべきですよね。つまり動きであの作品の世界観を作るという挑戦。もちろんそこには照明を照らしてくれる人間や音をかけてくれる人間がいてくれてね。そこに私たちが群舞でもって創り上げる空間があって。
ーまさに舞台での銀英伝を創るということにつながってきますね。
どう考えても、原作を「再現」することは不可能ですし、それをする必要はないと思っていますから、我々なりに「表現」します。舞台での銀英伝をね。もちろん、その中での動き、ダンスを僕が多くの人間と協力してやるわけです。実際様々なジャンルのダンスでこの世界観を表現することになるんじゃないでしょうか。ヒップホップ、バレエ、コンテンポラリー、それも楽しみにしていてほしいですね。
ー楽しみにしています、では最後に銀英伝ファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
言葉、身体でどこまでこの広大な宇宙観を表現できるのか、楽しみにしていてください。
ー今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
横線
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舞台「銀河英雄伝説」シリーズ

第一章 銀河帝国篇外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール篇外伝 オーベルシュタイン篇第二章 自由惑星同盟篇
撃墜王輝く星 闇を裂いて第三章 内乱初陣 もうひとつの敵第四章 前篇 激突前夜第四章 後篇 激突星々の軌跡

原作:田中芳樹「銀河英雄伝説」シリーズ(創元SF文庫刊)