舞台 銀河英雄伝説 | 第四章 前篇 激突前夜

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Story:第四章 前篇 激突前夜 / ストーリー

人気作家、田中芳樹原作によるベストセラー小説の舞台シリーズ第9弾。"激突"に向かって動きはじめた運命の歯車は、もう誰にも止められない。

イゼルローン要塞。銀河帝国が自由惑星同盟との国境近くに建造した直径60キロの人工惑星である。厚い装甲に覆われたうえ、強力な要塞主砲を備えており、難攻不落を謳われていた。自由惑星同盟軍の攻勢を幾度となく跳ね返してきた要塞だったが、宇宙暦796年、同盟軍随一の智将、ヤン・ウェンリーの手により無血で奪取され、以降は建造主である銀河帝国軍に対し、その無敵ぶりを見せつけている。

そして、いま銀河帝国軍は、新たなイゼルローン要塞攻略作戦を計画していた。それはシャフト技術大将が提案した空前絶後の攻略方法、「要塞をもって要塞を攻める」というものである。この大胆不敵な作戦を指揮するのは、勇将の名も高いケンプ大将。副将にはミュラー大将が任命された。

一方、迎え撃つ側の自由惑星同盟軍では、イゼルローン要塞司令官のヤン大将を、自由惑星同盟政府が本星ハイネセンに召還してしまう。ヤン不在のイゼルローン要塞は、果たしてケンプの攻勢に耐えることは出来るのか。また、ヤンは「懐かしき我が家」に戻ることが出来るのか。 果たして、銀河の運命は……。

舞台「銀河英雄伝説」シリーズ

第一章 銀河帝国篇外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール篇外伝 オーベルシュタイン篇第二章 自由惑星同盟篇
撃墜王輝く星 闇を裂いて第三章 内乱初陣 もうひとつの敵第四章 前篇 激突前夜第四章 後篇 激突星々の軌跡

原作:田中芳樹「銀河英雄伝説」シリーズ(創元SF文庫刊)