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Story:第二章 自由惑星同盟篇 スペシャル

舞台 銀河英雄伝説 ニコファーレ会談 [原作者]田中芳樹×河村隆一[ヤン・ウェンリー役]

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紫・・・河村隆一 / 赤・・・田中芳樹先生   ※MC ニッポン放送 吉田尚記
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田中芳樹×河村隆一
個人的に、ここが楽しみだなというポイントってどこかあります?
舞台はたくさんのキャストの皆さんと、またスタッフの皆さんと作り上げていくものだと思っていますので、自由惑星同盟の第13艦隊のように、とても人間味溢れ心が温まる、そんな作品ができたらいいなと思います。
舞台ってひとつの艦隊を作るような気持ちに、きっと、似たような気持ちありますよね。
特に独裁ではなく、一人ひとりが主役の存在というのは自由惑星同盟の良さだと思いますし、銀河帝国とはまた違う魅力がそこには潜んでいると思います。観に来た方々が、遥か未来の物語の中に、現代の人間愛や平和に対する願いみたいなものを感じられる作品になったらいいなと思いますね。
本当に、原作をしっかり理解されていますよね。
いや(笑)。本当に大ファンなので、観始めるとソファでずっと背中が痛くなるぐらいにDVDを観ていたりとか、体が固まるぐらい小説を読んでいたり。そんな日々だったんで、本当に光栄に思っています。
田中先生、河村さんがこれだけ愛していらっしゃっているということに対しての感想は?
本当に恐縮で身の縮む思いです。もう少しまじめに書いていればよかった(笑)。
先生の考えたことがダイレクトに河村さんに伝わっているということですよね。
それが、一番嬉しくありがたいことです。小説というのは発刊した時点では実はまだ完成されておらず、書き手が送ったことを読み手がどう受け止めてくれるか。そこではじめて完成するんです。ひょっとしたら自分は良い作品を書いたのかもしれないと、いま、思わせていただいて、本当に厚かましくも幸せな気分です。
1500万部、それだけの方たちに届いていて、その中に河村隆一さんもいらっしゃったということですよね。先生、親子2代で読みましたとか、こちらこそありがとうとか、先生に対するコメントもいっぱいリアルタイムで届いていますが、なかなか小説のお仕事ではないことですよね。いかがですか?この会場(ニコファーレ・ニコニコ生放送)の感想は。
いやぁ、圧倒されまして、何かたいへんな事をしてしまったような感じが(笑)。本当にありがとうございます。ただそれしかいえません。それと、もうひとつ、画面をチラチラ見ているとあの作品はどうなったとか、あの続きはどうしたというコメントがあって、だんだんと、肩の位置が下がってくるんですけれど、小説というのは生き物でして、これは誓っていいますが、遅らせようと思って遅らせたことは一度もございません。作品のほうが、どうしても遅れるのです(笑)。で、いま書いているのは、9月に出るはずだったのが、これはもう強調しますが、出版社の都合で10月になりました(笑)。もし店頭で見かけましたら、手にとって見ていただければ幸いです。最後までずうずうしくも申し訳ありませんでしたが、本当に改めてありがとうございました。
河村さん、最後に 一言お願いします。
本当に大好きな作品に参加させていただき、本当に大好きなヤン・ウェンリーをやらせていただくということで、いろいろ考えすぎてしまうことも今はあるんですが、稽古が始まったら考えることなく、自由に体を動かし、また、日常の自分に戻って頑張りたいと思います。ファンの皆様、本当に精一杯のヤン・ウェンリーをお見せしたいなと思っていますので、ぜひ会場まで足を運んでください。今日はありがとうございました。
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舞台「銀河英雄伝説」シリーズ

第一章 銀河帝国篇外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール篇外伝 オーベルシュタイン篇第二章 自由惑星同盟篇
撃墜王輝く星 闇を裂いて第三章 内乱初陣 もうひとつの敵第四章 前篇 激突前夜第四章 後篇 激突星々の軌跡

原作:田中芳樹「銀河英雄伝説」シリーズ(創元SF文庫刊)